現役復帰でバリバリ働こう!

気になる復職支援プログラムとは?

気になる復職支援プログラムとは?

プログラムの概要

結婚や出産を機に一度現場を離れた看護師の多くはいずれ復職したいと考えています。しかし、実際に復職のことを考えた際に、休んでいた間のブランクが気になってなかなか復職に踏み切れないという悩みをもつ方が多いのも確かです。そういった潜在看護師にむけて基礎的な看護技術などの演習を、医療機関や公的機関が積極的に行っています。これが、復職支援プログラムと呼ばれるものです。
この復職支援プログラムの対象者は看護師をはじめ、准看護師、保健師、助産師の資格をもっており、現在離職中で復職を視野に入れて休職中の人となっています。

プログラムの種類

復職支援プログラムの細かい内容は開催している医療機関などによって異なります。代表的なプログラムとしては、講義をメインに最新の看護ケアや基礎の復習をするような1日型のプログラム。そして演習をメインに模型などと使いつつ、医療機器を用いて実践的な技術を学びながら、病棟での実習も行う数日間の支援プログラムがあります。また、ブランクの長い看護師に向けたものとして、講義と実習を組み合わせたうえで、病棟や外来見学なども行う長期型のプログラムも用意されています。こちらはナースセンターや大学病院で実施されていることが多いようです。

どこでやっているのか

復職支援プログラムを行っているところは主に、ナースセンター(日本医療看護協会)、大学病院などの大きい病院、転職支援サービス会社などになります。特にナースセンターでは多くの復職支援プログラムが実施されています。

都道府県ナースセンターは都道府県の看護協会が都道府県から指定を受けて運営しています。47都道府県に必ず1つの都道府県ナースセンターがあり、看護職確保対策に向けた取り組みを行っています。
引用元:日本看護協会
無料職業紹介事業による看護職の確保に加え、離職防止や潜在化予防のために就業相談を行い、職場定着の推進に取り組んでいます。
日本看護協会
日本看護協会より

どれを受ければいいか

ブランクが5年以上ある人は、知識だけでなく実践的な内容も学べるプログラムを選んだほうがいいでしょう。ナースセンターではなく、復職先の病院で独自にプログラムを用意しているのであれば、それも受けておくべきです。一般的な基礎知識だけではなく、その病院独自の看護ケアを学ぶことができますので、スムーズに働き始めることができるでしょう。 離職してからそこまで経っていないという人でも不安はあるかと思います。その場合、転職支援サービス会社などが用意しているプログラムを活用することで、不安な部分だけを効率的に消化することができます。

ブランクからの復職を目指している人におすすめ!

  • 勤務先の選び方
    勤務先の選び方

    勤務先を選ぶ際は、どの点に注目すればいいのでしょうか。まず注目していただきたいのは、復職看護師の受け入れに積極的な職場かどうかという点です。積極的に受け入れているような病院だと教育体制も整っており、安心して働くことができます。また、忙しかったり専門的な知識が必要な勤務先だと、復職したての看護師には厳しいかもしれません。

    もっと読む
  • 自治体の復職支援プログラム
    自治体の復職支援プログラム

    復職を考えたとき、自治体が行っている復職支援プログラムに目を向けてみるのもおすすめです。自治体ごとに特色があるので、復職を考えている自治体に問い合わせてみてはどうでしょうか。基本的にはどの自治体でも無料で復職支援を行っているため、経済的な負担も抑えられます。復職支援では求人を紹介してもらえるサービスもあり、手探りで復職に向けて活動するよりも安心できるでしょう。

    もっと読む
  • 復職が不安な理由と改善策:家庭と両立できるの?
    復職が不安な理由と改善策:家庭と両立できるの?

    看護師が離職する理由の多くの割合を占めているのが結婚や出産といったライフイベントです。そのため、復職の際に不安になるのが家庭との両立です。看護師はハードな仕事のため、はたして両立できるのかといった悩みが大きいのです。そこでここでは、両立するために知っておきたい様々な情報をまとめて紹介しています。

    もっと読む
安心して復職しよう

ブランクのある看護師が復職を目指すとなると、様々な不安が頭をよぎります。ゆえになかなか復職に踏み出せない看護師が多いのも確かです。当ウェブサイトでは、そのような方に向けて有益な情報を発信しています。※お問い合わせ先